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CATのアメリカ東海岸留学

CATのアメリカ東海岸留学

現地サポートサービス

「良心的な留学業者?」にも書いた通り、パンフレットやカウンセラーと
称するセールスマンがいかに理想論を語ろうとも、留学斡旋業はあくまでも
ビジネス
だということを忘れてはならない。

そもそも留学斡旋業は留学の手続きの代行だけでは商売上がったりという
話だ。そこで出てくるのが「現地サポートサービス」。

ありがちな内容は、学校やアパートなどとのトラブル解決代行。つまり
英語でのやりとりの代行だ。(それこそ留学の醍醐味なんじゃないの?
という意見もあると思いますが・・・。)

オプションで「恋愛の悩み相談」なんていうものも見たことがある。
一体どんなんだろうね(笑)。

現地サポートサービスは、裏を返せば体よく顧客をつなぎとめておくための
システム
なんじゃないかな、と思う。手続き代行だけなら留学に送り出して
しまえばそこで縁が切れてしまうけど、サポートサービスに申し込んで
もらえば、顧客が留学している限り、業者の収入が保証されるからだ。

「斡旋業者・通信教育のわな」でかかわったのは、転校手続きの代行をサポート
サービスに依頼したのに、転校希望先が提携外の学校だったのでしぶられた
というケースだ。業者の現地サポートサービスセンターとその留学生の間の
やりとりのメールは逐一、転送してもらって読んでいたけど、本当にひどい
ものだった。(たとえば「転校希望先の学校のTOEFLの条件が実際は
500点なのに『550点だから転校は無理です』と返答するなど。)
ここからも、誤情報(?)を流してまで顧客を必死につなぎ止めるようと
する業者の意図が見て取れるような気がする。契約外の学校に転校されて
しまっては、サポートサービスを継続してもらえなくなるからだ。

「良心的な留学業者?」にも書いたように、自分は以前、知り合いなどの
留学の手助けをしたことがある。学校などに直接出向き、手続きの手伝い等々
通訳的な役回りを引き受けたこともある。

さて留学斡旋をビジネスとして考えた場合、現地サポートスタッフが自分が
知り合いにしたように、トラブルなどにいちいち直接出向いて対応していたら
ビジネスとしては成り立たない
だろう。というわけで、サポートといっても
せいぜい電話一本入れるくらいのものだ。(もしくはオフィスにて悩みを
聞く程度。)「よくあることですよ」の一言で話を終わらせようとするという
話もよく聞く。

もちろんそのようなサービスを頼むような顧客だから「現地で右も左も
わからない」ような状態であることは容易に想像がつく。ということは、
現地サポートに不満があってもあまり強く出れない立場だとも言える。

なにはともあれ商売的には正解(?)なのかもしれない。

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オリジナルエントリー
斡旋業者の現地サポートサービス(その1)(2006年2月22日)
斡旋業者の現地サポートサービス(その2)(2006年2月23日)


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